直方市社会福祉協議会は12月14日、殿町商店街(直方市殿町)で「福祉もちつき会」を開く。「歳末たすけあい運動」の一環。
つきたての土産用の餅を用意する=直方・殿町商店街で「福祉もちつき会」(写真提供=直方市社会福祉協議会)
同イベントは、福祉事業への理解を広め、市民の交流を促進することを目的に毎年開いている。主催者は「年末行事を通して横のつながりを実感し、『誰一人ほっとかない、誰もがホッとできるまち』の実現につなげたい」との願いを込める。
会場では、来場者が自由に参加できる餅つきや餅を丸める体験ができる。毎年、親子連れや障害のある人、外国人技能実習生など、多様な人々が集う交流の場になっている。
当日は、つきたてのおろし餅やきなこ餅、豚汁を無料で振る舞うほか、土産用の餅も配布する。綿菓子コーナーも設ける。
同協議会の高宮知子さんは「お子さまからお年寄りまで、どなたでも参加できる。臼と杵(きね)でつく本格的な餅つきを体験しに、ぜひ殿町商店街へ足を運んでいただければ」と呼びかける。
開催時間は9時~13時。参加無料。