
平成筑豊鉄道が9月27日、福智町の金田駅構内で恒例のファン感謝イベント「へいちくフェスタ2025」を開く。
昨年の飲食ブース=福智町で「へいちくフェスタ」(写真提供=平成筑豊鉄道)
同イベントは同社創立15周年を記念して2003(平成15)年に始まったもので、今回で20回目の節目を迎える。同社運輸推進部長の石松祥宏さんは「鉄道に親しんでもらい、利用促進につなげることを目的に始まった。節目の年も多くの人に楽しんでもらいたい」と話す。
当日は、線路点検に使う軌道自転車やモーターカー、ミニ列車「ちくまる号」への乗車体験(いずれも有料)ができる。会場にはパトカーやJR九州バスなども展示する。
グッズ販売ブースでは、「へいちくカレンダー」などのオリジナルグッズを並べるほか、筑豊電気鉄道や甘木鉄道、JR九州バスも出店。飲食ブースを集めたマルシェも同時に開く。
来場者向けの企画として、アンケート回答者先着500人に一日フリー乗車券「ちくまるキップ」を進呈。レストラン列車「ことこと列車」に手を振るイベントの参加者(各回先着100人)にはオリジナルフラッグを配る。
石松さんは「イベントを通じて、より多くの人に鉄道の魅力を知ってほしい。当日は一日フリー乗車券の利用が便利でお得なので、ぜひ列車で来場を」と呼びかける。
開催時間は11時~15時。雨天決行。