
長崎街道の宿場町として栄えた歴史を伝える「第11回 筑前の國いいづか街道まつり」が10月26日、飯塚市中心商店街一帯で開かれる。主催は飯塚観光協会や飯塚市、商店街の事業者から成る実行委員会。
去年の様子 若さ溢れるダンス&パフォーマンス=飯塚市中心商店街で「街道まつり」(写真提供=飯塚観光協会)
同協会の杉村美穂さんは「以前、『どんたく宿場祭り』が行われており、2012(平成24)年の長崎街道400周年を機に『街道まつり』として始まったのがきっかけ」と話す。
最大の見どころは、東町商店街の三差路からスタートする時代仮装行列。近畿大学付属福岡高校吹奏楽部を先頭に、かつての宿場町をほうふつとさせる豪華な衣装をまとった一行が街なかを練り歩く。「時代仮装行列では、市長が殿様に扮(ふん)する姿に注目してほしい」と杉村さん。
本町、東町、コスモスコモン前広場の3カ所にステージを設け、宿場太鼓の演奏や地元のバンド、大道芸人によるパフォーマンスなどが祭りを盛り上げる。コスモスコモン前広場では中学・高校の吹奏楽部が演奏を披露するほか、フードコーナーも開設。今年はフードコーナーで3店を利用すると参加できる抽選会も行う。
フィナーレには、時代仮装行列の終了後に参加者が一体となって踊る「on-doいいづか」総踊りを行う。
杉村さんは「抽選会では賞品を準備しているので、友人や家族とぜひ来てほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~16時。