
直方市商店街で10月26日、福祉について体験しながら学べる「第47回 のおがた福祉まつり」が開かれる。主催は直方市社会福祉協議会。
鞍手高校書道部が作成した横断幕=直方市商店街で「福祉まつり」(写真提供=直方市社会福祉協議会)
同協議会の岩下ちひろさんは「多様な人々がそれぞれを認め合い、つながりを深める場として1978(昭和53)年に始まり、今日まで障害の有無にかかわらず『共に生きる』ことの大切さを感じてもらうことを目的に開いている」と話す。
当日は、手話や点字、車いす、パラスポーツのボッチャなどを体験できるコーナーを設けるほか、福祉団体や事業所によるバザー、飲食店などが出店し、商店街を盛り上げる。
ステージイベントでは、福祉クイズ大会や手話コーラス、カラオケ大会などを予定。協賛品が当たる「赤い羽根共同募金」のガラポンくじも行う。
岩下さんは「長年ボランティア団体や地域の方など、大勢の方に参加いただき、ステージや出店を盛り上げてもらっている。年齢や性別、障害の有無にかかわらず、誰もが楽しみながら福祉に触れる一日にしてほしい。少しでも身近な福祉に興味を持つきっかけになればうれしい」と呼びかける。
開催時間は10時15分~15時。河川敷駐車場の利用を推奨する。