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桂川で「ラージボール卓球」イベント 飯塚に卓球場を作る夢に向け前進

シャッフル対戦会の様子

シャッフル対戦会の様子

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 桂川町総合体育館(桂川町土師)で10月26日、「第8回 E-REVOラージ卓球イベント」が行われた。

集合写真=桂川でラージ卓球イベント(写真提供=飯塚.TT.revolutionみっちょん)

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 「卓球で人生をカラフルに」をテーマに掲げる同イベントは、生涯スポーツとしての卓球をより多くの人に普及・体験してもらうことを目指して開催。主催する勝木光子さんは「飯塚に卓球場を作りたいという思いから、飯塚ではラージボールの大会がほとんどないので自分がやろうと立ち上げた」と話す。今回で8回目を迎え、これまでの延べ560人以上が参加したという。

 午前中に行われたラージボール教室では、講師陣が参加者を指導し、実績ある選手らがラージボールの魅力を伝えた。参加者の谷口みわこさんは「思いがけず指導から試合まで世話になり、とても楽しかった。素晴らしい出合いに感謝している」と話していた。

 午後に行われた対戦会は、勝敗よりも交流を重視する「シャッフルダブルス方式」で行った。普段は一緒にプレーすることのない参加者同士がペアを組んだり、対戦したりすることで、新たな交流が生まれることを目的としている。上級者から初心者まで幅広い層が参加し、会場は終始、笑顔と熱気に包まれた。対戦会に参加した浜田麗子さんは「若者からたくさんの刺激を受け、楽しい時間を過ごすことができた。参加する度に新しい発見があり、また次回もぜひ参加したい」と期待を寄せる。

 勝木さんは「午前34人、午後24人、計58人が参加した。企画から運営、集客まで全て一人で行っているため毎回大変だが、参加者の『楽しかった』という声や笑顔を見ると、その苦労も一瞬で吹き飛ぶ。ラージボールを通じて世代を超えた交流が生まれるのが、このイベントの魅力。今後も今までにない新しい試みを積極的に取り入れながら、卓球の楽しさをより多くの人に広げていきたい」と意気込みを見せる。

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