
直方の遠賀川河川敷公園(直方市中之島)で3月29日から、「のおがたチューリップフェア」が開催される。主催は直方市観光物産振興協会。
犬の散歩も歓迎=「のおがたチューリップフェア」(写真提供=直方市観光物産振興協会)
毎年1000人以上のボランティアによってチューリップの球根の植栽が行われ、40品種15万本のチューリップが見どころ。希少品種22種、日本初上陸の品種8種も含まれるという。開催は今年で29回目。
1992(平成4)年、直方オートキャンプ場の環境美化のために市民ボランティアの手で1万球を植えたのが同フェアの始まり。その後、年を追うごとに数を増やし、1998(平成8)年の「直方市花の都市宣言」に合わせて河川敷に20万球を定植し、翌年、1回目の「のおがたチューリップフェア」が開催された。
同協会の林真理子さんは「これまではストレートだった後方花壇をウエーブにした。まだ波が少ないが、これまでと違う花壇を楽しんでいただければ」と話す。
期間中の土曜・日曜には、ステージで多彩なイベントを繰り広げる。地元高校の吹奏楽部による演奏や書道部の書道パフォーマンス、直方古町地区日若踊り保存育成会の日若踊り 、直方を熱くする会の炭坑節などを披露するほか、直方市内の飲食店が数多く出店する。
中之島では同時に複数のイベントを行う。「お花畑・de・ピクニック vol.2」(3月29日)、「出張五日市」(4月5日)、「JRウォーキング」(4月5日)、「花と食を巡るデジタルスタンプラリー」のほか、市役所下河川敷でも、「キッチンカーフードフェス」「はたらくくるま大集合」(以上3月30日)、「のおがたパンとスイーツと春の河川敷マルシェ」(4月5日・6日)などのイベントも同時開催する。
開催時間は10時~17時。4月6日まで。