
飯塚・嘉麻両市の4酒蔵の新酒を祝う合同蔵開き「新CHIKUHOU酒まつり」が3月29日・30日の2日間、カホテラス(飯塚市鶴三緒)で開催され、約2000人が来場した。
合同蔵開きは2023年に始まり、今回で3回目。昨年まで貸し切りバスで各酒蔵を巡るツアー形式だったが、「もっとゆっくり飲みたかった」という参加者の声に応え、「今回は同じ場所でゆっくり飲み比べしながら食べ物も充実させた」と、寒北斗酒造社長の杉田裕二さんは話す。他の3蔵は、瑞穂菊酒造、梅ケ谷酒造、大里酒造。
各蔵の社長が薦める新酒は、寒北斗酒造=「純米低精白80%生酒」(1,500円予定)、梅ケ谷酒造=「復刻特別純米生酒」(1,760円)、大里酒造=「黒田武士特選純米酒」(1,700円)、瑞穂菊酒造=「一鳥万宝純米酒」(1,850円)。純米吟醸など各蔵の酒(1合瓶)4点と合同蔵開きオリジナルの「おちょこ」が付いた「飲み比べセット」(2,000円)も完売した。
「お酒のお供の食事コーナー」として、同県のブランド牛を使った「筑穂牛のコロッケ」や、「牛タン」「地鶏の炭火焼き」「イカ焼き」「日田焼きそば」のキッチンカーや屋台など18店が軒を連ねた。
須恵町から訪れた20代女性は「落ち着いた雰囲気で4蔵の新酒が飲めてうれしい」、熊本市から訪れた山下雄一郎さんは「県外では飲むことができない、4蔵が力を入れているお酒が飲める貴重なイベント」と、それぞれ話していた。
杉田さんは「初めての取り組みだったが、予想以上の反響で客の関心の高さに驚いている。筑豊の定番イベントの一つになれれば」と意気込みを見せる。