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飯塚の「ユリシス」が県アワード受賞報告 15年の地域貢献たたえる

福岡県青少年健全育成アワードの受賞を武井政一市長に報告したユリシスのメンバー(写真提供=飯塚市)

福岡県青少年健全育成アワードの受賞を武井政一市長に報告したユリシスのメンバー(写真提供=飯塚市)

 飯塚の学生ボランティア団体「いいづか人材育成グループユリシス」が2月25日、飯塚市役所を訪れ、「福岡県青少年健全育成アワード」の受賞を武井政一飯塚市長に報告した。

武井市長へこれまでのボランティア活動について報告する学生役員ら=飯塚のユリシス県アワード受賞(写真提供=飯塚市)

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 同団体は、2007(平成19)年度・2008(平成20)年度に飯塚市グローバル人材育成研修事業(旧・中学生海外研修事業)に参加した研修生のOB・OGや中高生が中心となり2009(平成21)年11月に設立。「地域貢献」「異世代間交流」「国際交流」をテーマに、「自ら学び、感じ、成長していくこと」をモットーに活動している。

 主な活動は、来日間もない外国人を支援する日本語教室の運営サポートや、「二十歳(はたち)を祝う会」の運営支援、乳幼児や高齢者との交流事業など多岐にわたる。進学や就職で一度市外に出た後、社会人として戻って活動を支えるOB・OGもおり、中高生から大人スタッフまで世代を超えたつながりが生まれているという。今回は、15年以上にわたる継続的な活動が評価され、同アワードの「模範青少年部門」を受賞した。

 表敬訪問には、副会長で高校2年の梶原悠加さん、高校1年の田村奈々さんをはじめ、役員を務める高校2年の井上紗那さん、藤崎涼菜さん、渡辺夏希さん、高校1年の林田恭妃さん、中学3年の播磨美宇さんの計7人が出席した。

 県庁を訪れ服部誠太郎福岡県知事と面会したという藤崎さんは「知事に会って緊張したが、隣に座った他のボランティア部の人と話せて刺激になった」と振り返る。渡辺さんは「同じ飯塚でも、学校が違うが、同じ研修に参加した仲間。活動を通じて他の団体とも出会える貴重な機会をもらっている」と話す。

 林田さんは「海外研修をきっかけに、進路やいろいろなことに目を向けられるようになった」と自身の変化を語り、中学生の播磨さんは「先輩は優しいからこそ頼りすぎている。来年度は高校生になるので、年下を引っ張っていけるような素晴らしい先輩になりたい」と意気込む。

 今後の進路や将来の仕事への影響について、梶原さんは「人に手を差し伸べることを、特別なことではなく自然にできるようになったことが一番の成長」と話す。「これから先の長い人生で多くの人と出会うと思うが、その時に自分から一歩踏み出して手を差し伸べられる大人になりたい」と将来への思いを語った。

 武井政一市長は「海外研修の経験を生かし、継続して市のために活動していることに敬意を表する。皆さんが活動を続け、功績が認められたことを大変喜ばしく思う。これからも自身の成長につながることを願っている」とエールを送った。

 同団体は今後も、日本語教室の支援や国際交流イベント、二十歳を祝う会、市制20周年記念事業などへの参画を通じて、飯塚市の国際交流と青少年の健全育成に取り組んでいくという。

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