
地域おこしと地域間交流を目的としたスポーツ大会「きずなスポーツフェスティバル」が4月5日、複合型スポーツ施設 FFF(福智町神崎)で開催され、約1500人が来場した。
桜の季節の複合型スポーツ施設 FFF=きずなスポーツフェスティバル(写真提供=NPO法人「こども学びサポートきずな」)
同イベントについて、主催したNPO法人「こども学びサポートきずな」代表理事の安枝龍さんは「『福智町にある当施設を知ってもらう』『子どもたちが安全にフットサルを楽しんでもらう』『筑豊のチームが他地域のチームと交流する』という3つの目的で開催した」と話す。
メインはフットサル大会とバスケットボール体験で、フットサル大会は福岡市、北九州市、筑豊地区の小学生25チーム約250人が参加した。約20人が参加したバスケットボール体験は小中学生の初心者を対象に開いた。
フットサル大会に参加した小学生の小崎律さんは「練習したことが発揮でき、優勝できてうれしかった」、ボランティアで参加した宮内優月さんは「バスケットボール体験では、中学生がリーダーとして低学年をまとめたり、運営の手伝いをしてくれたりしたのが頼もしかった」と、それぞれ話していた。ボランティアスタッフの石谷翔平さんは「子どもたちは初めて同士でもチームワークを発揮してスポーツを楽しんでいたのが印象的」と振り返る。
同イベントに賛同し、「子どもでも買いやすいように」と安価な値段でスイーツ、駄菓子、焼きそば、唐揚げなどを販売した地元飲食店6店は終日、親子連れでにぎわいを見せた。
安枝さんは「来年以降も継続して同様のイベントのほか小規模の大会も開催し、今後は町の定番イベントになれば」と意気込みを見せる。