サンドイッチのテイクアウト専門店「カドマルサンド」(嘉麻市漆生)が3月13日で1周年を迎える。
ショーケースに並ぶサンドイッチ=嘉麻の「カドマルサンド」が1周年(写真提供=カドマルサンド)
店主は出嶋素子さん。幼い頃からお菓子作りやパン作りが好きで、自分の店を持つことを夢見てきた。高校卒業後に進学した短期大学で製菓や料理を学んだ後、より専門的な知識を求めて製菓の専門学校へ進学し、パティシエを目指した。卒業後はイタリアンレストランにパティシエとして就職したが、体調を崩して退職。その後は市役所の嘱託職員や観光協会の事務局、事務職などに携わった。
3年ほど前から開業資金をためようと、クレープ店やパン店、事務職などをかけ持ちして準備を進めてきたという。「一昨年、知人から今の店舗が空き店舗になることを聞き、本格的に開業を決意した。国道211号線沿いで駐車場があるという条件も後押しとなり、多くの人の力を借りながら昨年3月13日に店をオープンすることができた。ずっと夢だった自分の店を持つことができた」と出嶋さんは振り返る。
店名は、サンドイッチのパンが丸い形であることから「角が丸いパン=カドマルサンド」と名付けた。「丸いサンドイッチで心も気持ちも丸くなってほしい」「丸いパン、円の形をしたパンで円=縁をつないでほしい」という思いを込めている。「形が珍しく見た目もかわいいので、土産や差し入れとしても活用してもらい、縁をつなぐきっかけにしてほしい」と話す。
店舗は道路から目に付くよう、外壁を赤、窓枠やドア枠を白で統一。窓にはロゴマークを施し、店の上部には「サンドイッチのお店」と記した看板、道路沿いにのぼり旗を立て、遠くからでも分かりやすいよう工夫を施す。店内は会計時に荷物を置けるよう荷物置きスペースも設ける。
メニューは、「BLTサンド」(430円)、「豚の角煮サンド」(550円)、「フレンチトースト」(220円)などをそろえる。「食べる方のことを想像しながら心を込めて作ることと、安心安全に食べてもらえるよう衛生面や栄養面、自身の体調管理に気をつけることを大切にしている」と話す。
出嶋さんは「いつ来店しても『このサンドイッチまだ食べたことないな、食べてみたいな』と思っていただけるよう、一つ一つ心を込めて作っている。普段使いしていただけるようなサンドイッチ店になれれば」と意気込みを見せる。
営業時間は9時30分~15時。日曜定休。