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直方谷尾美術館で切り絵展 KENさん×子どもスタッフ、猫原画100点超

KENの切り絵作品「さくらんぼネコ」(写真提供=直方谷尾美術館)

KENの切り絵作品「さくらんぼネコ」(写真提供=直方谷尾美術館)

 切り絵クリエーターのKENさんと子どもスタッフによるコラボ企画展「もぐもぐ四季ねこ展」が現在、直方谷尾美術館(直方市殿町)で開かれている。

展覧会の様子=直方谷尾美術館で「もぐもぐ四季ねこ展」(写真提供=直方谷尾美術館)

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 KENさんは今年、直方在住の小学生作家として「直方ふるさと応援大使」の第1号に就任した。これを機に同館と縁がつながったという。同館では毎年2月~4月に「子どものための美術館」と題した企画展を開いており、小学3年~中学3年を対象に公募で選んだ「子どもスタッフ」が展覧会を企画する「子どもによる、子どものための展覧会」が特徴。今回は、その子どもスタッフが、同世代のKENさんの企画展を手がけるコラボを提案した。21年間続く同館の教育普及活動の柱ともいえる取り組みで、子どもスタッフは昨年6月から月2回ほど集まり、作品選びや展示方法、ギャラリートークまでを自ら手がけてきた。

 KENさんの自宅では猫6匹を飼っており、描く猫のポーズや表情は下描き段階で微調整を重ねる。マフラーの模様には少しずつ異なる色を使うなど、細かいこだわりを持つ。同展では全作品が原画で、微妙な色の違いや下描きの線も楽しめる。KENさんの作品だけで100点以上を展示する。

 会場では、来館者が制作に参加できる「ひかりの街」や、寄せ書きとフォトスポットを兼ねた「ねこのへや」、KENさんへのファンレターを投函(とうかん)できるポストなど、作品を見るだけでなく「遊べる」仕掛けも設けた。いずれも子どもスタッフが考案した。

 同展担当の学芸員で、かつて「子どもスタッフ」としても活動していた櫻庭理菜さんは「美術館での展覧会と身構えることなく、子ども連れの人も気軽に立ち寄る感覚で来館してほしい。猫好きの人やKENさんのファンにも来てほしい」と話す。

 開館時間は9時30分~17時30分(最終入館は17時)。月曜休館(祝日の場合は開館)。入館料は、一般=100円、高校・大学生=50円、中学生以下無料。4月5日まで。

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