特別企画展「少女英展(えいてん)-キャラと、寓話(ぐうわ)と、幻想と、-」が4月11日から、田川市美術館(田川市新町、TEL 0947-42-6161)で開催される。
第21回英展(2012年)受賞作家ギャラリートーク=田川で「少女英展」(写真提供=田川市美術館)
同館の主要公募展「英展」の30回を記念したスピンオフ企画。同館主任学芸員の広畑公紀さんは「1992(平成4)年の開始以来、延べ1727人に上る出品作家の中から、日本の現代美術において重要なモチーフである『少女』をキーワードに3人を選出した」と話す。
出品するのは、第21回英展大賞作家で漫画やアニメの研究を下地にする福地英臣さん、不思議な少女や動物を柔らかいタッチで描く臼杵万理実さん、漆黒の背景に人物を幻想的に描く田中千智さん。通常、1人1点の展示となる「英展」に対し、同展では1人が1部屋を担当。過去作から最新作までを一堂に並べることで、これまで気付けなかった各作家の創作の変遷を知ることができる。
期間中、作家によるギャラリートークやワークショップのほか、マルシェ「ツキ市」も開く。広畑さんは「英展の層の厚さを感じてほしい。作家と地域をつなぎ、子どもたちや若い世代にも美術館を楽しくユニークな場所だと思ってもらえたらうれしい」と期待を込める。
開館時間は9時30分~17時30分。月曜休館(5月4日は開館、7日休館)。観覧料は、一般=800円、高大生=400円、小中生=200円(土曜は高校生以下無料)。5月31日まで。