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嘉麻・織田廣喜美術館でモルックとキャンプ体験 親子で生きる力を育む

昨年のモルック体験の様子(写真提供=早友忠敏さん)

昨年のモルック体験の様子(写真提供=早友忠敏さん)

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 嘉麻市の織田廣喜美術館(嘉麻市上臼井)で5月10日、「モルックとキャンプ親子体験イベント」が行われる。主催は嘉麻市子ども会指導者連合会と嘉麻市まちづくり観光協会。

キャンプ体験の様子=嘉麻市でモルックとキャンプ体験(写真提供=早友忠敏さん)

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 同イベントは昨年に続き2回目。子どもの「考える力」「やり抜く力」「人と協力する力」「感情をコントロールする力」「失敗してもまた挑戦しようとする力」といった非認知能力と郷土愛を高めるために企画された。

 主催の早友忠敏さんは「コロナ禍を経て、子どもたちがスマートフォンなどで部屋の中で遊ぶことが多くなったと感じ、モルックなどのアウトドアスポーツで豊かな原体験をさせたいと考えていた。そうした中、観光協会がキャンプイベントを行うことを知り、同時開催を持ちかけた」と話す。

 当日は、北欧フィンランド発祥のスポーツ「モルック」体験を通して、体を動かしながら遊びの中で仲間との協調性を養い、同時に数字の勉強もする。キャンプ体験では、まき割り、火おこし、焼きマシュマロ、巻き巻きパン作り、テント設営を行い、「生きる力」を育む。

 早友さんは「地域と子どもたちの社会的な関わりを生み、健全な育成を促進するとともに、地元での楽しい体験を通して郷土愛を育み、ひいては地域の活性化につなげたい」と意気込む。

 開催時間は10時~17時。参加費は、500円。申し込みは、嘉麻市子ども会指導者連合会にて受け付ける。

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