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添田で「田川の未来につなぐ 防災フェスタ」 1500人が防災体験

(左から)田川青年会議所の藤川徹理事長、寺田未来実行委員長

(左から)田川青年会議所の藤川徹理事長、寺田未来実行委員長

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 「田川の未来につなぐ 防災フェスタ」が6月8日、添田町のオークホール(添田町庄)で行われ、約1500人が来場した。主催は田川青年会議所。

自衛隊のバケットローダーの試乗体験を行った岡本さん一家=添田で「田川の未来につなぐ 防災フェスタ」 1000人が防災体験

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 実行委員長の寺田未来さんは「田川の未来を担う子どもたちに、自然災害が起きたらどうすればいいかを楽しく学んでほしいという思いで企画した」と話す。

 会場では、町が開設する避難所を再現したブースでの避難所体験、VRを使った災害体験、煙が充満する家屋を再現した空間を進む体験に加え、消防・警察・自衛隊の防災車両の展示や試乗体験も行った。

 併せて、かき氷、たこ焼き、ビーフカレー、おでん、クレープ、焼き鳥などを販売する地元のキッチンカーや飲食店なども出店。防災食の試食体験ブースも設けた。

 自衛隊の偵察用バイクとバケットローダーの試乗を体験した田川市在住の岡本笑昌ちゃん(5歳)は「高かったけど、楽しかった」と話していた。自衛隊飯塚地域事務所の山本英彦所長は「添田町の災害の際に実際に使った車両を体感してもらい、災害について知ってもらえたらうれしい」と話す。

 同会議所の藤川徹理事長は「添田町は2017年の豪雨で被害を受けたので、このイベントをどうしても開催したかった。田川の8市町村全てから後援を頂き、強い意志を感じた。多くの人に防災に関心を持ってもらえてうれしい」と話す。

 寺田さんは「初めてのイベントで不安だったが、想像よりも多くの人が来てくれた。商工会、自治体、消防団、自衛隊、警察など多くの方の協力があったからこそ開催できた」と振り返る。

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