
糸田町の金山アジサイ園(糸田町)のアジサイ約7000株が現在、見頃を迎えている。
開花を迎えた色とりどりのアジサイ=糸田・金山アジサイ園の7000株が開花
園内には、園芸アジサイをはじめ、ホワイトダイヤモンド、ブルースカイなど15種類、青、赤、薄紫、白など色とりどりのアジサイが植えられている。
糸田町地域振興課の梶原大雅さんは「2004年ごろ、当時の伊藤良克町長が『糸田町の見頃を作りたい』という思いでアジサイを植え始めた。現在では多くの人に訪れていただける、糸田町を代表する観光地の一つになった」と話す。糸田町は、同園を訪れる人のために冬から春にかけて肥料やりや剪定(せんてい)を行い、草刈りやごみ拾いのほか、看板設置や駐車場の整備を行っている。
直方市から初めて訪れた渡橋千枝子さん・大北珠代さん親子は「色とりどりできれいだった」、朝倉市から初めて訪れた坂田亮子さん・楓夏さん(高校1年)親子は「アジサイは同じ幹でもいろいろな色が見られるところが気に入っている」、北九州市から訪れた親子は「アジサイといえばここ。緑の中に鮮やかな色が映えて美しい」と、それぞれ話していた。
梶原さんは「多くの人に糸田町を知ってほしい。ぜひ一度足を運んでほしい」と呼びかけている。
24時間開放。入園無料。