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直方の「洋食屋Bon」、意外な客層から人気集める

店主の仲光利江さん(店の玄関前で)

店主の仲光利江さん(店の玄関前で)

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 「洋食屋Bon(ボン)」(直方市新町1、TEL 0949-36-3075)がオープンして、1月8日で3カ月がたった。

きざみブロッコリーのプッタネスカ=直方の「洋食屋Bon」

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 同店は、もともと直方駅前にあった、焼きスパゲティで知られる「Bon cafe de chelsea」が移転したもので、新たに「洋食屋Bon(ボン)」として開業した。

 店舗面積は149平方メートルで、築年数100年以上の古民家で開業した。席数は、テーブル6卓29席、個室3部屋、カウンター6席を用意する。店主の仲光利江さんは「和風の空間に洋食というギャップを大切にした。華やかな壁紙や赤い椅子など、インテリアにもこだわった」と話す。

 2013(平成25)年、「2020年までに社長になる」ことを志し、アパレルや飲食店などのアルバイト、店長を経験し、前身となる「Bon cafe de chelsea」を2019年に開業した仲光さん。焼きスパゲティで人気となった同店だったが、コロナ禍や店の前の道路工事で客足が落ち、経営が苦しくなっていた。「この先どうしようかと悩んでいたとき、物件や人材、開業資金の話など、多くの方との出会いやご縁で、『洋食屋Bon』を立ち上げることができた」と振り返る。

 オープンから3カ月がたち、客足は好調だという。70代の母を連れて来店する娘世代の来店が多いという。

 メニューは、「きざみブロッコリーのプッタネスカ」(1,980円)、「なめことおろしの大葉しょうゆ(1,800円)」、「ホタテときのこのクリームパスタ」(1,600円)をはじめ、「濃厚チーズケーキ」(550円)などのスイーツを用意する。夜は「夜のパスタコース」(3,500円)や「トマト鍋かもつ鍋が選べるお鍋コース」(4,500円)も選べる。期間限定メニューも用意する。

 営業時間は、11時30分~16時、18時~21時(平日夜は完全予約制)。水曜定休。

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