うどん店「博多うどん うちだ屋 頴田店」（飯塚市口原）が12月18日、同社のブランド「麺勝」をフルリニューアルし飯塚にオープンする。

和風ちゃんぽん＝博多うどんうちだ屋頴田店　フルリニューアル（写真提供＝うちだ屋）

　経営は、福岡県内を中心に「うちだ屋」や「麺勝」などを展開する1977（昭和52）年創業の「うちだ屋」。同社は創業以来の商品や店舗運営を見直し、リブランディングした新しい業態の「博多うどん うちだ屋」の展開を計画。以前同社のブランド「麺勝」として営業していた同所の店舗が残っていたことから、「フルリニューアルしてオープンすることを決めた」という。

　副社長の大井裕之さんは「筑豊エリアは外食が必要とされているのに対し、店舗が少ないと感じている。できるだけ多くの人にメニューを届けたい」と話し、今後は閉店している飯塚市内の店舗の再オープンも視野に入れているという。

　店舗面積は280平方メートル。席数は、カウンター9席、テーブル18席、小上がり4席。ターゲットは特に定めず、一人客から家族連れまで「全方位」を見据える。大井さんは「どんなシチュエーションでもストレスなく利用できるよう、席の配置やサイズ、備品の位置などにこだわった」と話す。

　メニューは、天然素材から引いた一番だしと、自社製麺工場で作る麺を使い、今回のオープンに合わせて味をさらにリニューアルした。「和風ちゃんぽん」（880円）、「もつ鍋うどん定食」（1,530円）、「かしわうどんセット」（990円）などをそろえる。

　大井さんは「食を通じて幸せを感じていただき、それを実現することで従業員も幸せになることが目標」と話す。「店もメニューも新しくなった『うちだ屋』を体験してほしい。きっとファンになってもらえると信じている」と来店を呼びかける。

　営業時間は11時～21時30分。