田川市とエフコープ生活協同組合(本部=篠栗町)が3月6日、田川市役所で「包括連携協定」を締結した。
地域産業の活性化や防災など9項目にわたる連携を約束した=田川市とエフコープが包括連携協定
双方の資源を有効に活用し、地域活性化や市民サービスの向上を図る。連携事項は、地域産業の活性化や子育て支援、防災など9項目にわたる。同市と同組合は、これまでも放課後児童クラブなどで協力関係を築いてきた。
締結式で村上卓哉田川市長は「長年のノウハウを行政に生かし、市民の利便性と満足度を向上させたい。特に配送網と商品力に期待しており、高齢化や子育て世帯における買い物難民の減少に寄与するものと期待している。互いに成長していける関係になれれば」と話す。
同組合の堤新吾理事長は、同市が県内12件目の包括連携自治体や団体となることに触れ、「田川市では現在4000世帯に配送している。自社スタッフによる配送網を生かし、地域の人々の見守り活動にも貢献していきたい」と意欲を見せる。
今後は、市特産品のPRやSNSでの広報連携に加え、健康・福祉イベントへの出展、フードバンクを通じた生活支援など、幅広い分野で具体的な活動を展開する。子育て支援では、母子手帳の配布時に合わせた情報提供も行う。災害時には、同組合の物流機能を活用した物資供給支援や、職員による被災地でのボランティア活動なども想定している。