焼き菓子などを販売する「JAM JILL SWEETS(ジャム・ジル・スイーツ)」(嘉麻市鴨生)が移転オープンして、3月12日で3カ月がたった。
うさぎや猫など動物をかたどったどうぶつクッキー=嘉麻に焼き菓子専門店「ジャム・ジル・スイーツ」(写真提供=JAM JILL SWEETS)
店主は川原純里さん。以前はイタリア料理店に勤務していた。お菓子を仕事にするきっかけとなったのは、自給自足で鶏を飼う卵農家との出会いだったという。「こだわりの卵を使ってお菓子を作る仕事をしてみたいと思った」と川原さん。
その後、スーパーあそうの「生き活(い)き市場」が始まるタイミングで、かご一つから焼き菓子を置いてもらうことになり、取扱店舗数も増えていった。「約5年がたった、シュークリームや生菓子を販売できる店を開きたいと思い、ちょうど空いたテナントを借りて店を始めた。全てタイミング良く進んで開店できた」と川原さんは振り返る。
店内ではお菓子と共に雑貨も販売したいと考えていたところ、ハンドメード作家が来店し、作品を置いてもらうことになった。イベント出店時にスカウトを重ね、今ではつながりのあるハンドメード作家が40人に増えたという。「店を始めていろいろな人との縁ができたことが今では宝」と話す。
今回の移転で、自宅の横に店を設けた。6畳とデッキで構成された小さな空間に、古い家具や木の棚などを配し、落ち着いた雰囲気に仕上げた。テイクアウト専門だが、外のテーブルと椅子で飲食もできる。「素材にこだわり、かわいく安心して食べていただけるお菓子を作っている。ほっこりするひとときのお供になれれば」と川原さん。
メニューは、「シュークリーム」(200円)、「かまししちゃんプリンシフォン」(480円)、「どうぶつクッキー詰め合わせ」(450円)など。国産小麦粉やグリーンコープの卵・牛乳、よつ葉バターなどを使う。今後は低糖質のお菓子も増やしていく予定だという。
移転後も、店の敷地内でミニマルシェ「ジルの市」を開き、ハンドメード作家らとともに盛り上げている。「木々に囲まれてゆっくりしていただければ」と川原さん。
営業時間は12時~18時。月曜~水曜定休。