
犬が主体となる運動会「ワンリンピック2025」が4月5日・6日の2日間、直方リバーサイドパーク(直方市溝堀)で行われ、約6000人と犬2000匹が参加した。
実行委員会の魚住昌彦さんは「人と愛犬の絆を深め、愛犬の運動不足と飼い主同士の交流の場を提供することを目的に企画した」と話す。
当日は、犬と飼い主が一緒に参加する競技である「ドッグスポーツ競技」「障害物競走」や、犬と飼い主が一緒に創作したパフォーマンスを披露する「フリースタイル競技」が行われた。会場には、 愛犬と撮影できる写真コーナーを設けたほか、犬用品販売、飲食など64店が軒を連ねた。
北九州から訪れた兵藤愛瑠実さんは「犬仲間に会うためと、犬のおやつやグッズを買いに来た」と話す。山口県から愛犬のレオと参加した喜多川良雄さん・奈緒美さん夫婦は「犬の運動不足解消と、同種の犬に会うのが楽しみ」と話していた。けん玉競争で愛犬のアネラと一緒に準優勝した原野栄里さんは「最初は緊張したが、一緒に楽しみながらゴールできた」と振り返る。
今後について、魚住さんは「直方の広大な河川敷を利用し、運動会をさらに拡大し、飼い主と犬が笑顔になれるイベントへと成長させていきたい」と意気込みを見せる。