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直方市内の企業13社が「健康経営優良法人」認定 市長が表彰

左から大塚直方市長と「ブライト500」に選ばれた林フォージングの鳥越社長

左から大塚直方市長と「ブライト500」に選ばれた林フォージングの鳥越社長

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 経済産業省による「健康経営優良法人2025」の認定を受けた直方市内の企業13社をたたえる「記念フォーラム」が4月16日、直方市役所で開催された。

「健康経営優良法人2025」の認定を受けた直方市内の企業13社

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 フォーラムでは、大規模企業部門1社、中小規模法人部門12社が大塚進弘直方市長から表彰状を受け取り、健康経営への取り組みについて発表を行った。

 健康経営とは、従業員の健康管理を経営的な視点で捉え、戦略的に実践していく取り組み。経済産業省は2016(平成28)年から「健康経営銘柄」を選定し、2018(平成30)年には「健康経営優良法人認定制度」を創設している。

 直方市健康企画係の杉山茂雄さんは「働く世代の健康支援と企業の人材確保支援の観点から、2023年からアクサ生命と連携し、健康経営に取り組む企業の支援を行っている」と話す。

 中小規模法人部門で全国500法人以内に贈られる「ブライト500」に選ばれた林フォージング(上頓野)の鳥越美恵子社長は「離職率が高い時期があり、熱を使う職場環境であることから、社員の職環境改善を目的として健康経営に取り組んだ」と振り返る。同社では、外部講師による健康セミナーや年2回のウオーキング大会、敷地内でのバトミントンやフリスビーなどを実施。その結果、意見を言いやすい職場環境が醸成されたという。鳥越社長は「今後も無理なく継続的に実施していきたい」と意気込みを見せる。

 大塚市長は「労働人口減少が進む中、人材確保が地域発展の鍵を握る。人材への投資は地域発展の礎となる。地元企業の皆さまには、これからも健康経営への取り組みを継続していただきたい」と呼びかける。

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