添田の英彦山神宮（添田町英彦山）で「山の日」の8月11日、「第7回 英彦山参道駆け上がり大会」が行われる。

参道から見守る観客＝山の日に英彦山神宮で「参道駆け上がり大会」（写真提供＝英彦山神宮）

　同大会は、2016（平成28）年に英彦山神宮奉幣殿の再建400年と山の日制定を記念したのが始まりで、今回で7回目を迎える。英彦山神宮の山本直弥さんは「当時の宮司の友人が添田町のスポーツ推進委員をしていたことから、運動で英彦山を盛り上げたかったこともきっかけ」と話す。

　英彦山神宮の参道を駆け上がる同大会。銅の鳥居（かねのとりい）をスタート地点として、英彦山神宮奉幣殿までの約800メートル、高低差にして160メートルを駆け上がるタイムを競う。一般・中学・高校生の部で1～3位を表彰し、参加者全員に記念Tシャツを進呈する。

　競技終了後は英彦山神宮奉幣殿で、参加者に手打ちそば（十割そば）、かき氷を振る舞うほか、ゆずこしょうや田舎こんにゃくなど地元の特産品が当たる抽選会も行う。

　実行委員長の内野恭一さんは「夏だが平地に比べれば2～3度程涼しい環境。英彦山という山林に囲まれ山伏が修行をしている雰囲気も感じながら参加してもらえたら」と呼びかける。

　参加費は、中学生＝4,000円、高校生＝ 4,000円、一般＝ 8,000円（損害保険料・送料含む）。申し込みは6月30日まで受け付ける。