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福智山の麓にそば店「こだるま」 パリ帰りのシェフが古民家で開業

上野焼の窯元が使っていた古民家を改修した

上野焼の窯元が使っていた古民家を改修した

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 そば店「こだるま」(福智町上野)が福智山の麓にオープンして、1月25日で1カ月がたつ。

日本庭園を望むカウンターと二八ざるそば=福智山の麓にそば店「こだるま」

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 福智町地域おこし協力隊員で店主の山岡良さんと弟の栄太郎さん兄弟が営む同店。上野焼の窯元が使っていた築38年の古民家を改修した。席数は、テーブル8席と日本庭園を望むカウンター5席を設ける。

 良さんは、「そばの神様」と呼ばれるそば打ち職人、高橋邦弘さんの下で7年以上修業した後、パリの高級和食そば店のそば打ち職人として10年間勤め、最終的には料理長も務めた。同店の器に福智町の上野焼を使っていたことから陶芸家とつながったことがきっかけで開業に至った。

 ランチタイムのメニューは、欧州ブルガリア産のカモを使った「鴨(カモ)と九条葱(ネギ)のおそば」(2,000円)、「伊勢鳥と九条葱のおそば」(1,700円)、「三種ばら海苔(のり)花巻そば」(1,500円)など。器は地元・福智町の上野焼を使い、看板とのれんはフランス人芸術家が手がけた。日本庭園や茶室などそば以外の雰囲気作りにも工夫を凝らした。

 良さんは「お客さまの反応が良く、驚いている。今後は福智町・上野を盛り上げたい」と意気込む。今後は会食ができる個室を設け、ディナーとしてそば懐石とカモ鍋を提供していく考え。

 営業時間は11時~14時。月曜定休。

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