
炭火焼きの魚定食をメインに提供する飯塚の「炭火焼食堂いしかわ屋」(飯塚市仁保)が9月1日で1周年を迎えた。
さばのみそ煮定食=炭火焼食堂いしかわ屋が1周年(写真提供=炭火焼食堂いしかわ屋)
店主の石川昌之さんは、ファミリーレストランでのアルバイトをはじめ、全国300店以上を展開する飲食店のエリアマネジャーを務めるなど、30年以上の飲食店経験を経て、独立を決意した。
「1年目は宣伝広告費をなるべく使わず、口コミでどこまで客数を伸ばすことができるかを実験的に行ってきた。店の経営も順調だが、2年目からは宣伝広告費を少しずつ使って、より多くの人に知ってもらえるような取り組みをしていきたい」と石川さん。
店舗面積は約130平方メートル。カウンター8席、テーブル20席、座敷8席を用意。もともとラーメン店だった物件を居抜きで借り、壁面の塗装や壁紙などをDIYで修繕し、約半年後にオープンしたという。
メニューは、さばの塩焼き定食(880円)、銀ダラみりん定食(1,400円)、チキン南蛮定食、さばのみそ煮定食(以上980円)などを提供する。魚は、「一度蒸してから炭火で焼き上げることで、うまみを引き出しているのがこだわり」だという。
「筑豊地域では珍しい魚の定食を提供する当店だが、地域の人に健康的な家庭の味を届けたいという思いで料理を提供している。今後は多店舗展開も目指していきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は11時~21時。火曜定休。