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飯塚にプリンとパイの専門店「裏ちるぷりん」 2号店はパイ生地使う商品も

ちるぷりんのスタッフ、原田さん

ちるぷりんのスタッフ、原田さん

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 店主の河野義信さんは、人材紹介会社で東京や熊本などを拠点に約18年間勤めた後、地元・田川に戻り、起業を決意した。「もともとプリンが好きで、各地のプリンを食べ比べ研究し、趣味として自家製のプリン作りにも励んでいた。体力があるうちに地元に戻って自分の店を持つことに挑戦したかった」と振り返る。

「ちるぷりん」=飯塚に「裏ちるぷりん」8月17日オープン

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 同店は飯塚の頴田にある「ちるぷりん」(口原)の2号店。1号店ではプリンがメインなのに対して、同店はプリンに加えてパイ生地を使った商品も販売している。店名について、「『頑張る自分にご褒美として食べてもらいたい。日々の忙しさを忘れ、まったり、ゆったりとしたひとときを味わってほしい』という思いで名付けた」と話す。

 11時の開店時には100個以上を用意しているプリンは、早いときには14時に売り切れるという。「スタッフTシャツの裏には『Give Happy』と記した。買いに来てくれたお客さまに幸せになってもらいたいので、商品作りだけでなく、接客も『明るく、元気』を心がけている」と河野さん。

 商品は、「ちるぷりん」「ぷりんパイ」(以上380円)、「エッグタルト」(400円)、「もちパイ」(350円)のほか、「アサイージュース」(350円~)などのドリンクも販売する。

 「原材料は地産地消で、嘉麻市・白木牧場の『特別牛乳』や野上養鶏所の『味宝卵』を使っている。カスタードやパイ生地など材料を仕入れることもできるが、自分たちで試作を繰り返し納得できるものを作ったので、全て手作りにこだわっている」と河野さん。

 「今後は京築地域への店舗展開や、障害を持つ人を受け入れて、多様な人材を採用し経営していきたい。飯塚店ではパイ生地にあんことホイップなど組み合わせた商品開発などを考えている」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~19時。定休日はインスタグラムで知らせる。

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