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福智町で「あがのレモン収穫祭」 収穫体験やイノシシ汁などの地元グルメも

レモンストラックアウトのパネルとFIWCの学生

レモンストラックアウトのパネルとFIWCの学生

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 福智町の「あがのレモン畑」(福智町上野)で12月7日、レモンの収穫体験ができる「あがのレモン収穫祭」が開かれる。企画・運営は、同町でレモン栽培に取り組む「あがのレモンクラブ」。

あがのレモン畑のオーナーの平野八十八さん=第3回あがのレモン収穫祭

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 今年で3回目となる同イベントでは、緑から黄色に色づき始めた旬のレモンを収穫できる「レモン収穫体験」(1,500円、10個持ち帰り)が楽しめるほか、会場では同園のマスコット的存在である大型鳥類「エミュー」との触れ合いも楽しめる。

 フードエリアでは、同園のレモンを使った「自家製レモネード」やチョコロファムの「レモンシフォンケーキ」、酒蔵「天郷(あまのさと)醸造所」が作るレモンの日本酒などをそろえるほか、「猟師小家八十八」による「イノシシ汁」「イノシシギョーザ」、お好み焼き居酒屋「鉄板ベース」による「関西風お好み焼き」など、地域の食材を生かしたグルメを販売する。

 体験ブースでは、九州大学や西南学院大学をはじめとした九州北部の学生で構成されたボランティア団体「FIWC(フレンズ国際ワークキャンプ)九州」のメンバーが、食べられないレモンを投げて点数を競う「レモンストラックアウト」や、見た目が良くないレモンに絵を描いて愛着を生む「デコレモン」なども企画する。FIWC福智キャンプのリーダー中森日菜子さんは「糸島をはじめ、いろいろな場所から大学生が福智町に集まって活動しているが、それはこの町の人たちにいつも良くしてもらっているから。今回はそのお返しも兼ねて、福智町の人に来てもらい楽しんでほしい」と話す。

 同イベントのプロジェクトリーダー、平野真弓さんは「今年で3回目を迎えることができたのは、協力してくれる地域の人たちのおかげ。今年は地元の人に多く足を運んでいただき、あがのレモンのことを一人でも多くの人に知ってほしいという思いから、入場料を無料にした。黄色く実ったレモンの香りに包まれて、福智町の自然とおいしい食を楽しんでほしい。エミューも首を長くして待っているので、ぜひ合いに来てほしい」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~15時。入場無料(一部有料プログラムあり)。

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