福智町の上野焼陶芸館(福智町上野、TEL 0947-28-5864)で2月1日、「第19回 上野焼バレンタイン猪口(ちょこ)展」が始まった。
バレンタインデーの「チョコレート」と、酒器の「ちょこ」をかけた同展。伝統工芸「上野焼」を若い世代や広く一般に親しんでもらおうと企画し、毎年恒例の人気イベントとなっている。会場では、各窯元が趣向を凝らした新作のちょこや酒器など約400点を展示販売している。
「昇龍窯」の酒井俊雄さんは「多くの種類の中からお気に入りを見つけてもらえるよう準備した。バレンタインにちなんだハート付きのものや、今年の干支(えと)である『午(うま)』にちなんだ赤馬のデザインなどをそろえている」と話す。
会場には初日から多くのファンが訪れた。10年以上通い続けているという北九州市在住の幸田優穂さんは「バレンタインは甘いもののイメージだが、周りにお酒好きが多いので、毎年お酒と一緒にちょこを贈っている。自分用にも、あと2年でコンプリートする干支シリーズを買いに来た。一点物が多く、それぞれの窯元の個性が楽しめるのが魅力」と話していた。
同じく北九州市から訪れた女性は「陶磁器フェスタで上野焼を知って以来、2回目の訪問。小鉢になりそうなものやプレゼント用を購入した。手作りならではの温かみがある」と、お気に入りの一品を手に取っていた。
ちょこの価格は全て1,300円。期間中、作品の購入客にはチョコレートを進呈する。
開館時間は10時~17時。入館無料。2月14日まで。期間中、小倉城しろテラス(北九州市)でも開催するほか、アクロス福岡(福岡市、2月4日~9日)、八女伝統工芸館(八女市、2月6日~15日)でも行う。