
嘉麻の北斗宮(嘉麻市大隈町)で7月7日、「北斗宮七夕祭り」が開催される。
北斗宮は674年、天智天皇の時代に北斗七星を信仰していた若木皇子が延命長寿の神を祭ったのが起源といわれている。日本神話の創造神である天之御中主神(アメノミナカヌシ)を祭っており、あらゆる「縁」を結ぶ神様として古くからあつく信仰されている。特に恋愛成就、人間関係、仕事の縁など、人々の願いをかなえる「良縁祈願」にご利益があるとされている。
今回の「北斗宮七夕祭り」は、令和7年7月7日と「7」が続く年となることから、北斗宮が企画した。
当日は、嘉穂らいむ保育園の保育士たちによる七夕の由来を紹介する劇や、誰でも参加できる「ながしそうめん」、二胡(にこ)演奏者の松尾朱音さんによる演奏などを予定する。
禰宜(ねぎ)の大里章仁さんは「今年は『7』が続く七夕なので、北斗七星を信仰する北斗宮にお参りいただければ。オリジナル御朱印帳と限定御朱印も頒布する」と来社を呼びかける。
祭りの開催時間は10時~22時。