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桂川の生ドーナツ専門店「ミーオドーナツ」が1周年 地元食材の限定商品も

オーナーの堤大樹さんとスタッフの方々(写真提供=Mio:Donut)

オーナーの堤大樹さんとスタッフの方々(写真提供=Mio:Donut)

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 桂川の生ドーナツ専門店「Mio:Donut(ミーオドーナツ)」(桂川町土師)がオープンして、9月23日で1年がたった。

定番のドーナツ=桂川の「Mio:Donut」が1周年(写真提供=Mio:Donut)

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 2日間低温熟成させた生地を使い、地元の季節のフルーツを使ったクリームドーナツとリングドーナツを販売している同店。店主の堤大樹さんは地元のレストラン「ビストロ松の樹」で働いた後、ピザのキッチンカー「PIZZERIA TUTTI (ピッツェリア・トゥッティ)」を立ち上げ、2023年5月に独立。ピザの加工場所として契約した物件で、テイクアウト専門のドーナツ店を始めた。

 「高温発酵だとその日に使える生地になるが、当店のドーナツ生地は36時間低温発酵させることで、もっちりでふわふわした食感を出している。小麦粉は地元・桂川町の古野農場のものと北海道のものを混ぜている。ドーナツは着色料や防腐剤などは使わず、なるべく地元で取れる食材を使うことを心がけている」と堤さん。

 メニューは、「プレーン」(250円)、きなこ(270円)、生クリーム(350円)、カスタード(400円)、チョコレート(450円)などの定番のほか、嘉麻市の桃やマスカット、桂川町のイチゴ、サツマイモを使った季節限定のドーナツも含め、常時15~16種類を用意する。

 1周年を迎え、堤さんは「最初は若い人ばかりが来るイメージだったが、地元のおじいちゃんやおばあちゃんたちもリピートしてくれることが多いことに驚いた。砂糖はキビ糖を使っているので、『きなこ』や『シュガードーナツ』は懐かしい感じがするのかもしれない。幅広い世代と地元の人に受け入れられていると感じることが多く、うれしい。これからも地元に愛されるドーナツ店であり続けたい」と話す。

 営業時間は11時~18時。営業日はインスタグラムで知らせる。

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