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田川市立病院で「病院まつり」 医師や看護師の仕事体験も

病院まつりのチラシを持つ病院のスタッフ=田川市立病院で「第2回病院まつり」(写真提供=田川市立病院)

病院まつりのチラシを持つ病院のスタッフ=田川市立病院で「第2回病院まつり」(写真提供=田川市立病院)

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 田川市立病院(田川市大字糒)で10月19日、地域住民が医療や健康づくりについて楽しく学び、体験できる「病院まつり」が開かれる。

昨年の産婦人科病棟によるおむつ交換体験の様子=田川市立病院で「第2回病院まつり」(写真提供=田川市立病院)

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 同祭は今年で2回目。医療や健康づくりの取り組みなどを、楽しく知って学んで体験してもらうことで、地域住民との交流の場を作ることを目的としている。

 昨年は約630人が参加し、今年はさらに内容を充実させたという。目玉企画の一つは、病院ならではの「体験・検査・相談」コーナー。身体測定や血糖値・血圧測定、血管年齢測定などの健康チェックに加え、減塩食品の試食紹介や妊婦体験、おむつ交換体験などもできる。救急蘇生やAED体験、白衣での記念撮影、薬剤師・臨床工学技士・臨床検査技師の業務体験、病理細胞診でミクロの世界をのぞく体験など、医療の最前線を垣間見る機会も提供。

 生活習慣病予防などに役立つ「ミニ健康講座」も開催。DMAT(災害派遣医療チーム)看護師による「救急対応」や、管理栄養士による「今話題の腸活」、糖尿病看護認定看護師による「高血圧を理解しよう」などのテーマで講座も予定する。

 普段は見ることのできない病院の裏側を探検できる「病院見学ツアー」も行う。臨床検査科、手術室、緩和ケアセンター、屋上、放射線画像センターなど、多彩な見学先を用意。前回よりもツアー数を大幅に増やして行う。職員OBバンドや田川合唱団による「演奏会」のほか、消防車、パトカー、白バイ、DMATカーなどの「緊急車両展示」、各ブースを巡る「スタンプラリー」、飲食ブースも展開。キッチンカーや出店で揚げタコ、焼き鳥、ホルモンうどん、お好み焼き、ドーナツ、クレープなども販売する。

 実行委員会会長で同院事業管理者の鴻江俊治さんは「健康づくりや当院が提供している医療などを、楽しく知って学んでいただける(地域住民との交流の)場としてイベントを開く。子どもも楽しめる内容になっているので、足を運んでほしい」と呼びかける。

 開催時間は10時~15時。屋内でのマスク着用必須。

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