
飯塚市の頴田交流センターなどで12月15日「かいたマルシェ」が開催され500名が来場した。
主催のかいた子育てサポート・ジャムら子育て世代の親が中心となり企画・運営した同祭。企画者の一人が「コロナ禍で地域のお祭りがなくなった」との言葉がきっかけで、主催者が発案。「自らつくる、共につくる」をテーマにマルシェ会という10回の準備会議を通して、主催者と出店者が想いを語り相互理解を深めながら、準備し今回が2回目。
メイン会場では地元の有志で構成される「志ら川太鼓」の演奏、「頴田病院(リハビリセラピスト)健康体操」、「きずなリズムジャンプ」、「だるまさんがころんだ、ミニ運動会」、「ぬりえ大会」、エンディングでの「福まき」と呼ばれる「餅まき」などのステージ企画が催された。
マルシェでは地元のキッチンカーや飲食店の他、子ども服やベビー用品を無料で譲る「おゆずり会」、小学生が出店した射的屋さん「とってき屋2」、「頴田検定?なぞときスタンプラリー 」、「はじめてのおつかい in かいたマルシェ」、ワークショップやプレーパークなど参加型の企画を含め計32店舗が出店した。
主催者・代表の淺田なおみさんは、「準備を通して、頴田地区の福祉施設や事業所、個人や団体との繋がりがまた一つ広がった。今後は、イベントとしての拡大ではなく、今後も共に作り上げる過程を大切にしていきたい」と話す。