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直方市石炭記念館で救命器の企画展 1907年製の実機など展示

来場を呼びかける直方市石炭記念館の関係者=(写真提供=直方市石炭記念館)

来場を呼びかける直方市石炭記念館の関係者=(写真提供=直方市石炭記念館)

 企画展「多くの命を救った救命器」が4月18日、直方市石炭記念館(直方市直方)で始まった。

会場となる直方市石炭記念館。炭鉱の安全への願いを今に伝える=多くの命を救った救命器

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 かつての筑豊炭田には200以上の炭鉱があり、人命救助の最前線に立ったのが救護隊だった。同展では、同館が所蔵する歴史的に貴重な機材を紹介し、救護の歩みを周知する。

 注目は1907(明治40)年製の「ドレーガー式救命器」。有毒ガスが発生する坑内で1~2時間の安全な活動を可能にし、救護体制を大きく変えた機材で、国内最古級という。会場では、初期から現代までの進化の過程を分かりやすく解説する。

 同館には、延べ4万5000人を超える隊員を教育した模擬坑道が現存している。同館の石松健二館長は「日本の近代化や復興を支えた炭鉱の歴史について、命を守る技術の視点からもぜひ学びに来てほしい」と呼びかける。

 開館時間は9時~17時30分(入館は17時まで)。月曜休館(祝日の場合は開館)。入館料は、大人=210円、高校生=100円、小中学生=50円(土曜は中学生以下無料)。6月7日まで。

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