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福智町の7世代キャンプで台湾の高校生が研修 自然の中で生きる力学ぶ

台湾から選抜された20人の高校生と「7世代キャンプ」代表の日高将博さん=福智町インバウンドキャンプ研修

台湾から選抜された20人の高校生と「7世代キャンプ」代表の日高将博さん=福智町インバウンドキャンプ研修

 福智町のキャンプ場「7世代キャンプ」(福智町市場)で7月18日から、台湾の高校生を対象とした2泊3日のキャンプ研修が行われた。台湾全土から約200人の応募があり、選抜された15歳~18歳の20人が来日。直方の大和青藍高校での実習を前に、自然の中での共同生活を通じてチームワークを育むのが目的。

大和青藍高校での実習を前に、福智町の豊かな自然の中でチームワークを育む=福智町インバウンドキャンプ研修

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 代表の日高将博さんは初日、「ここは先人の知恵や、自らの手で生き抜く『生きる力』を学ぶ場所」と生徒たちを鼓舞。研修では自身の強みや弱みを共有するワークショップを行い、各自が自分の「取扱説明書」を公開することで、互いに補い合い貢献し合う協力体制を築いた。

 1日目はテント設営後、地元農家・水永祐太郎さんの農園でナスやピーマンを収穫する体験を行い、チームに分かれてカレーを作った。2日目は同町のピザカフェ「げんき畑」の協力で、自分たちでトッピングしたピザをまき窯で焼く体験を実施。夕食では同町の猟師・平野さんが狩猟したイノシシ肉を振る舞い、地域の恵みと命のありがたみを学ぶ機会とした。夜はたき火を囲み、深夜まで将来の夢や生い立ちを語り合った。

 最終日は草場地域の公民館や貴船神社を訪問し、地域の歴史や伝統文化への理解を深めた。参加した古禮安(コ・レイアン)さんは「仲間と協力することの大切さを実感した」、方羽安(ホウ・ウアン)さんは「自然の中の環境だったからこそ絆が深まった。一生忘れない思い出」と、それぞれ振り返る。引率の葉馥甄(ヨウ・フクシン)さんは「地域の人たちの日常と温かさに触れた交流は、生徒たちの人生の宝物になる」と評価した。

 日高さんは「新しい環境でたくましく適応し、成長していく姿に感銘を受けた。今後も地域の自然や人情を生かし、海外の若者が成長できる国際交流の場として、体験型インバウンドの可能性を示していきたい」と話す。

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