大和青藍高校(直方市日吉町)で4月24日、調理科の新入生を対象にした「包丁授与式」が行われた。1年生159人が、料理人への第一歩として自らの名前が刻まれた包丁を受け取った。
包丁授与式で包丁を手にした調理科の1年生=大和青藍高校包丁授与式
2013(平成25)年に始まり14回目となる恒例行事。式には保護者70人も出席した。濱田剛校長は、専門学校レベルの教育や7カ国にわたる海外研修など同校の先進的な環境に触れ、「本校で学ぶ切符を勝ち取った皆さんは、今手にした包丁という武器で思う存分チャレンジしてほしい。わくわくする気持ちを持って、世界に通用するプロへと成長する3年間を過ごしてほしい」と激励した。
生徒代表で1年の中間遥玲さんは、食べることは好きだが料理には苦手意識があったというエピソードを明かし、「体験実習での楽しさがきっかけで、調理を深く知りたくなった。『夢見ることができれば、それは現実になる』という言葉を胸に、年齢や性別に関係なく世界中の人を笑顔にできる料理人になりたい。3年後、自信と誇りを持って羽ばたけるよう努力する」と誓った。
歓迎の言葉を述べた3年の渡辺真帆さんは「和食準マイスターを取得し、将来は海外で和食の料理人として活躍するのが夢。苦手を得意に、得意をさらに伸ばせるよう英語や韓国語の学習にも力を入れている。今日受け取った包丁と共に、一つ一つの実習を真剣に受け、同じ仲間として共に学んでいこう」と笑顔で呼びかけた。
同科では今後、3年間で調理師免許の取得を目指すほか、接客や経営に関する学び、語学教育などを通じて、国際社会で活躍できる人材の育成に力を入れていく。