「藤寺」の愛称で親しまれる定禅寺(福智町弁城)で、県指定天然記念物の大藤「迎接(こうじょう)の藤」が見頃を迎えている。
ライトアップされた「迎接の藤」=福智・定禅寺で樹齢500年の大藤が見ごろ(写真提供=高津勝平さん)
樹齢500年以上といわれる大藤は、幹の周囲が約4メートルあり、4月中旬から下旬にかけて1メートルを超える紫色の花房が垂れ下がる。4月19日には、藤の延命と長寿を願う恒例の「定禅寺 藤まつり」を開催。多くの人が見守る中、満開祈願の尺八演奏が奉納された。
夜間の藤棚を彩るライトアップは、福智町商工会青年部の部員たちが準備を担った。同部副部長の高津勝平さんは「ライトアップのやりがいを感じられるよう、県内外から多くの人に見に来てほしい。次世代の子どもたちにこの素晴らしいフジを守り継いでもらうためにも、全力で魅力を発信していきたい」、同青年部担当職員の指原伸虎さんは「福智町商工会青年部は地域活性化のため日々活動している。今しかない藤の花を多くの方に楽しんでもらえれば」と、それぞれ話す。
地元・福智町から友人や家族と訪れた小松一葉さんは「昼もきれいだったが、ライトアップされた夜の花もまた趣があってきれい。来年もまた見に来たい」と笑顔を見せた。
ライトアップと藤の見頃は4月末まで。