木製玩具で木に親しむイベント「木のおもちゃキャラバン」が5月16日・17日の2日間、「英彦山スロープカー花駅本館」(添田町英彦山)で開かれた。
積み木のナイアガラの滝を作ったボランティアと子ども=添田の「木のおもちゃキャラバン」
同イベントは、英彦山スロープカーの開業20年目を機に企画。運営を担う渡辺淳さんが「これまで支えてくれた人たちへの恩返しに、子どもたちへ遊びの場を作りたい」と考え、地元で林業と木育活動に取り組む「添田木材」の荒木光子さんと協力し、昨年秋に続き2回目を開いた。
会場には、積み木やカラクリおもちゃなど、木ならではの手触りと音が楽しめる玩具が並んだ。中には2時間以上遊び続ける子どもや、孫と一緒に夢中になるお年寄りの姿も見られた。木工店「一郎工房」の堀田一郎さんは「子どもも大人も集中して楽しんでいた。孫とも遊べるようにという思いで作ったので、3世代で遊ぶ光景が見られてうれしい。今後も新作を増やしていきたい」と手応えを話す。
2日間で約200人が来場した。渡辺さんは「世代を問わず、みんな等しく夢中になって遊んでくれた。大人も子どもも楽しむという趣旨が達成でき、スタッフも楽しかった」と振り返る。「キャラバン」の名の通り、今後もさまざまな場所を巡る活動として広げていく考えだという。
同施設では小学生以下の子どもに綿菓子も進呈するなどして、会場は終日、家族連れなどでにぎわった。