7月12日に投開票が行われる田川市長選挙に向け、若者が主体となって選挙啓発イベントを企画する「田川市長選挙を盛り上げる会(略称=タガモリ)」が6月22日、伊田商店街(田川市伊田)で立候補予定者と市民が直接言葉を交わす「対話する会」を開いた。
「交通・教育・福祉・財政・環境・子育て」6分野でシールを貼ってもらった市民アンケート=田川の学生グループが市長選啓発
タガモリは福岡県立大生を中心に10~20代の若者8人で結成したグループ。急きょ市長選が決まり、「候補者を知り、有権者が選ぶのが難しい」という思いから企画を立ち上げた。3年前に選挙討論会を開いた経験を持つ代表の永末匠さんを中心に、商店街の協力も得ながら準備を進めた。
当日は、立候補予定者の浦野仁さん、佐々木允さん、二場公人さん、村上卓哉さん、今永信之さんの5人がそれぞれブースを構え、訪れた市民が空いているブースを自由に訪ねて疑問や質問を直接ぶつけた。会場には幅広い世代が集まり、終始活気に包まれた。学生は市民に「交通・教育・福祉・財政・環境・子育て」の6分野でシールを貼ってもらうアンケートも行い、市民の関心の高い分野を探った。
福智町から参加した今川将人さんは「田川市には産業・教育に力を入れるトップリーダーとして引っ張ってもらいたいという思いで来た。田川のイメージ回復と市民が誇りを持てる田川にしたいという話ができた」と話す。田川在住のインドネシア国籍の女性は「外国人労働者が暮らしやすく働きやすい街にしてほしい」と期待を込める。
メンバーの右田綾花さん(同大1年)は「普段政治に関わる機会がない。自分自身が政治に興味を持てるチャンスだと思い参加した」と話す。川下瑞葵さん(同)は「候補者の意見や考えを聞ける貴重な機会」と言い、高山碧さん(同)は「田川のこれからが懸かっているので、市民の皆さんも、ぜひ候補者の考えを聞きに(公開討論会に)来てほしい」と来場を呼びかける。
永末さんは「天気の悪い中、たくさんの人が集まってくれてうれしかった。多くの人が関心を持っていることが分かった。この熱気を田川中に広げていきたい」と意気込む。
同グループは7月1日18時から、田川市民会館(伊田)で立候補予定者4人による公開討論会を開く。動画配信も予定。永末さんは「田川の課題や将来に向けた前向きな話をしてほしい」と期待を込める。入場無料。申し込み不要。