企画展「伝説のアニメーター 佐野浩敏の仕事」が6月27日、田川市美術館(田川市新町、TEL 0947-42-6161)で始まる。
会場となる田川市美術館。全館を使って圧倒的な画力と熱量を展示する=田川でガンダム作画監督・佐野浩敏展(写真提供=田川市美術館)
佐野さんは田川市在住のアニメーター、イラストレーター。「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」「機動武闘伝Gガンダム」のメカニカル作画監督として知られ、現在は田川を拠点に活動している。
会場には佐野さんの代表作「0083」の原画群を中心に、数百枚のドローイングを公開。緻密なメカの描き込みや動きの指示、エフェクトの描写など、わずか数秒の映像のために費やされた膨大な作業の記録を展示する。「天空のエスカフローネ」「ラーゼフォン」などの設定画や、初公開となる貴重な資料も多数並べる。
工藤健志館長は「地方にいても世界を相手に仕事ができる時代。伝説のアニメーターが田川にいることを多くの人に知ってほしい。当展が、地方が元気を取り戻すための一つのヒントになれば」と話す。「アニメ制作のための原画を通じて、普段見ている映像の裏側にある膨大な熱量を感じてほしい」とも。
開館時間は9時30分~17時30分(入館は17時まで)。月曜休館(祝日の場合は翌日)。観覧料は、一般=1,000円、高校・大学生=500円、小中学生=200円(土曜は高校生以下無料)。8月23日まで。