サツマイモプロジェクトの実証栽培の一環として5月21日、旧田川市民体験農園(田川市猪国)で「サツマイモ苗植え交流会」が開かれた。主催は田川市。
地域と連携した学びの一環として、2年生31人が苗植えに励んだ=サツマイモプロジェクト苗植え交流会(写真提供=田川市)
同プロジェクトは市、県、JA、市内農業者、民間企業が連携し、サツマイモの栽培から販売までを検証する公民連携の取り組み。新たな特産品の創出や「ふるさと納税」の返礼品としてのブランド化を目指している。当日は、プロジェクト関係者13人と、地元の福岡県立東鷹高校総合生活科の2年生31人が参加し、「紅はるか」の苗を一本ずつ丁寧に植え付けた。
生徒たちは授業「地域と共創する総合的な探求の時間」として同プロジェクトを選択しており、今後は栽培だけでなく、家庭で手軽に作れるレシピの考案にも取り組む。参加した山下楓さんと梅林思滴さんは「初めての経験だったが、とても楽しかった。自分たちが植えたサツマイモでおいしいスイーツを作りたい。収穫まで、ぜひやり遂げたい」と意欲を見せる。
同市農政課農業振興係の松熊邦友さんは「地域の人たちに知ってもらえるいい機会になった。多くのサツマイモを収穫できるよう技術を磨き、ゆくゆくは田川市をサツマイモの名産地にしていきたい」と展望を語る。
同プロジェクトでは本年度、約2ヘクタールの畑で栽培実証を行う予定。秋には高校生と共に収穫作業を行い、ブランド化に向けた活動を加速させる。