田んぼで泥まみれになって遊ぶ行事「どろリンピック」が6月3日、田川市立小中一貫校「猪位金学園」(田川市位登)近くの田んぼで行われた。参加したのは同学園の5年生24人。
泥まみれになって笑顔を見せる児童ら=田川・猪位金学園の5年生が「どろリンピック」(写真提供=猪位金学園)
同行事は今年で13回目。自然豊かなふるさとの田んぼで思い切り遊ぶことを通して、地域への愛着や仲間を思いやる心を育てることを目的に、毎年、田植え前の時期に行っている。児童が田んぼの中を走り回ることで土を踏み固めてこねる、田植え前の準備の役割も兼ねる。
当日は鬼ごっこやフラッグ取りなどの競技を行った。始めは泥の感触に戸惑い、恐る恐る田んぼに入る児童の姿も見られたが、慣れてくると全身を使って競技に熱中。「おいしいお米が育ちますように」と願いながら、泥まみれになって田んぼを駆け回っていた。
参加した伊藤慈樹君は「こうしたイベントがあるのがうれしい。思い出に残った」と笑顔を見せる。岡本陵汰君は「最初は気持ち悪かったが、慣れたら楽しかった。学園長先生に勝ててうれしかった」と話す。
山下晃司学園長は「この体験を通して、猪位金の豊かな自然の恵みや、支えてくださる地域の皆さんの温かさを全身で感じてほしい。今後の田植えや稲刈りにも親しみを持って取り組んでほしい」と話す。
同学園では6月中に5年生による田植えを、9月中旬~下旬に稲刈りを予定する。