福智町立上野小学校(福智町上野)の創立150周年を記念する「上野フェスタ」が11月14日に開かれる。記念式典とマーケットの2部構成で、卒業生や在校生、地域住民らが一堂に会する。
3人が学ぶ2年生の教室=上野小が創立150周年「上野フェスタ」(写真提供=上野小学校創立150周年記念事業実行委員会)
同校は1876(明治9)年に創立され、150年にわたって地域の教育を支えてきた。現在の全校児童は60人で、各学年1クラス。記念事業実行委員会は、節目に歴史を振り返り、これまでの感謝を伝え、未来への希望を地域と分かち合おうと同イベントを企画した。
第1部の記念式典は9時から体育館で行う。「上野の150年」を伝える歴史映像、教育活動や地域の魅力を紹介する「上野の今」「上野美術館」、児童による「上野の未来」、音楽隊の演奏と全員合唱の5章で構成。合唱では校歌や「かもめの水兵さん」「うれしいひなまつり」「宇宙戦艦ヤマト」など5曲を歌う予定。「かもめの水兵さん」「うれしいひなまつり」を作曲した河村光陽さんは上野出身で、町内には記念碑「童謡一路」が立つ。
第2部「上野マーケット」は11時30分から運動場で行う。キッチンカーや地元の飲食店など13店が出店し、ハヤシライス、唐揚げ、沖縄そば、シフォンケーキ、クレープ、リンゴあめ、プリン、焼き芋、レモネードやコーヒーなどを販売する。同校による米(5キロ)の販売や、地元「天郷醸造所」のクラフト酒、記念の公式グッズなども並べる。
実行委員長の定宗孝康さんは「150年にわたり多くの子どもたちを育んできた学校の歴史は地域の誇り。どの地域もそうだと思うが、今は地域交流があまりないのが現状。このイベントを通じて、心温まる交流を促し、地域の絆をさらに深めたい」と話す。「卒業生、在校生、地域住民が一堂に会し、過去を振り返りながら未来を語り合う場になれば。地域が一体となり、未来を担う子どもたちに大切な思い出を作りたい」と期待を込める。
開催時間は9時~13時30分。入場無料。