盆踊り「ふるさと香春夏まつり盆踊り大会」が8月15日、香春町総合運動公園(香春町高野)で開かれる。
提灯に照らされたやぐらと会場の様子=「ふるさと香春夏まつり盆踊り大会」花火1600発 生口説きで踊り継ぐ(写真提供=香春町観光協会)
同大会で踊る「香春盆口説(くど)き」は、豊後の大友宗麟に香春岳城を攻め落とされた際、水路を断たれ悲恋のうちに命を落とした「清瀬姫」と城主らの成仏を願って始まったとされる。町の無形民俗文化財で、やぐらを中心に左回りで踊る輪踊り。大きくしなやかな手の振りと、浴衣の裾さばきの美しさが特徴。
当日は18時30分の開会式後、18時45分と19時35分の2回、香春盆口説き「清瀬姫恋物語」を披露する。19時15分からは炭坑節を踊る。生演奏と歌のリードを担うのは上香春盆踊り保存会で、太鼓や口説きの練習を重ね、次世代への技術指導にも取り組む。
20時からは花火約1600発を打ち上げる。フィナーレには音楽と連動する「ミュージック花火」を用意。会場には食べ物などの露店約28店が並ぶ。昨年は延べ約3800人が訪れた。ポスターやチラシのデザインには、一昨年からイラストレーターのmaruikoさんを起用している。
香春町観光協会事務局長の西部知恵さんは「口説きの歌い方は難易度が高く、担い手の高齢化に伴う技術の伝承と、若い世代へのアプローチが課題」と話す。「子どもからお年寄りまで、町内外の皆さまが一つになって踊れる伝統の夏まつり。お誘い合わせの上、香春の夏の特別な一夜を楽しんでいただければ」とも。
開催時間は18時30分~20時20分。入場無料。雨天の場合は16日に順延し、16日も雨天の場合は中止する。香春町役場と会場を結ぶ無料シャトルバスを17時30分~21時30分、約10分間隔で運行する。