暮らす・働く 学ぶ・知る

福智町の村上結莉さん・春陽さん姉妹 髪35センチ寄付

寄付する髪を掲げる結莉さん(左)と春陽さん=村上結莉さん姉妹のヘアドネーション(写真提供=村上結莉さんの母の珠与さん)

寄付する髪を掲げる結莉さん(左)と春陽さん=村上結莉さん姉妹のヘアドネーション(写真提供=村上結莉さんの母の珠与さん)

 福智町在住で「直方特別支援学校」(直方市下境)に通う小学6年の村上結莉さんが9月27日、姉で高校1年の春陽さんと共に、美容室「ディーマリップ」(田川市川宮)で伸ばした髪を医療用ウィッグ用に寄付するヘアドネーションを行った。

カットを終え、美容師の高田憲宏さんと言葉を交わす村上結莉さんと家族=村上結莉さん姉妹のヘアドネーション

[広告]

 結莉さんは生まれつきの難病「リンパ管腫」のため、生後374日間入院。気管切開の影響で声を出せないといわれていたが、5歳で話せるようになり、歩けるようにもなったという。現在は元気に通学しながら絵を描くのが好きで、将来はイラストを描くユーチューバーになりたいという。

 結莉さんのヘアドネーションは2023年7月に続き2回目。前回は入院が重なり実施を延期したが、偶然誕生日に予約が取れて実現したという。前回寄付したすぐ後、「いろいろな病気を持つ人に自分の髪を渡したい」との思いで、座ると床に着く長さまで髪を伸ばしてきた。姉の春陽さんは「妹がしているのを見ていいなと思った」のがきっかけで、約1年半かけて髪を伸ばし、今回が初めての寄付となった。

 2人は、医療用ウィッグを無償で提供する「つな髪」へ髪を寄付。結莉さんは35センチの髪をカットした。担当した同店店主の高田憲宏さんは「ヘアドネーションをするお客さまは年に数人ほど。したいと思ってもらえるのは素晴らしいことなので協力したい」と話す。

 結莉さんは「好きなプリキュアの髪形になれてうれしい。動きやすくなった」と笑顔を見せる。今後もヘアドネーションを続けたいといい、時期は思案中だという。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
ALL